空の表情には、一時たりとも同じものは存在しない。太陽と、月と。季節と、時間と。気候と、空気と。そして、光と陰と。さまざまな条件との偶然の出会いが、奇跡のような一瞬を生みだしている。日本人は自然をこよなく愛し、その小さな変化を大切にすくいとり、表現してきた。空の名前、時の名前、色彩の名前など移り変わる瞬間の微妙な表情を見逃すことなく言葉に置き換えてきた。Rayは、デザインについても同様であると考える。さまざまな条件が揃った偶然の出会いから、他のどこにもないクリエイティブが生まれると。さらに、日本人という類い稀なエッセンスが介在すれば尚更なことであると。